藤原さくら

2016年05月14日

藤原さくら 月9ドラマ「ラヴソング」ヒロインに

月9ドラマ「ラヴソング」ヒロイン、無名の新人藤原さくらを起用!この記事を目にしたときの驚きったらない。




 なぜなら、私にとっては全く無名ではないからだ。 藤原さくらちゃんのデビュー当時からの大大大ファンで、アルバムも全て持っている。

つい先ほども車内でガンガン聴いていた。 彼女の魅力はなんといっても「低音スモーキーヴォイス

 日本語詞の楽曲と英語詩の楽曲の発声が違うというか、まるで別人が歌っているようで、とても面白い。

そのアダルトな声とは裏腹な、小さくて可愛らしいフォルム。ギターを抱えているのかギターに抱えられているのか見まがうほどだ。

 そんなシンガーソングライターが女優業とは一体どういうことだ。


さくらちゃんをテレビで観られるのは嬉しいが、正直そんな売り方はしないでほしかった。歌1本でいってほしかった。 売れてほしいとも願いつつ、身の回りの人間に、「藤原さくら?誰それ?」と言われる中で、こっそり聴いているのが良かったのだ。「いいもの知っている」という優越感のような感情。 あー…複雑なファン心理。

 さて本題。正直ドラマ自体もさくらちゃんの演技も期待していなかった。 あくまで「ラヴソング」放送前までは。 ところが、最初から最後まで引き込まれてしまった。 吃音症なんて初めて知ったが、とても難しい役どころであるにもかかわらず、さくらちゃん大健闘だったのではないだろうか。

どもりながらも、必死に声を出そうとシャツの裾をギュッとつかむ。 精神的な自立を試みるも、感情が追い付かない。 自暴自棄になるが、投げ出したいわけじゃない。 あとほんのちょっとでいいから、楽になりたい。苦しい。

終盤の、涙ながらに「500マイル」と歌うシーンでは、母のような気持ちで一緒に涙してしまった。 世間の評価はあまり高くないことは知っている。 初めての演技とは思えないほど、素晴らしい表現だったのではないかと私は思うが、単にファンの欲目なのだろうか。

次回は得意のギターを弾くらしいので、とても楽しみ。 ネットでの執拗な叩き、冷たさを振り切って、どうか頑張ってほしい。

reartee_anpmg_ae_rrg at 14:39|Permalink